INTRODUCTION

『madre』とは スペインやイタリアの言葉で“おかあさん”という意味
キッチンから伝わる、おかあさんの優しさを届けたい。そんな気持ちで教室を始めました。

藤枝 恵 (ふじえだ めぐみ) 【日本フードコーディネーター協会認定 フードコーディネーター3級】

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1976年 長野県出身の父と北海道出身の母の間に生まれました。

小さな頃から、台所に立つ母の隣にいて、次々に手際よく作り出される料理を見ているのが毎日の楽しみでした。
母は季節を彩る野菜や果物、魚などを教えてくれました。
私にとって、母は物知りで魔法使いみたいな人。
たくさんの事を母の隣で覚えました。

父方の親戚は、南信州の農家。
夏休みには野菜の収穫や出荷の手伝いをしたものです。
おかげで、採れたての野菜や果物の味・香りを知ることができました。
出荷できる規格のサイズから外れた野菜って、実はすごく おいしかったりして。
伯母も 本当にたくさんの事を教えてくれました。もう一人の母のような存在です。

小学校2年生の時、父と一緒に作った玉子焼きが初めての料理。
塩は、これぐらい。砂糖は、これぐらい。お水をタマゴの殻にこれぐらい入れて・・・
火加減をしながら、フライパンの中で できていく玉子焼きにワクワク。
その味の、おいしかったこと!
―――お料理に目覚めた瞬間でした。

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初めて玉子焼きを焼いてから、何年が過ぎたでしょう。

母が飲食店をしていることや、中央卸売市場の方と知り合ったこと、
料理人の方と仲良くさせていただいたことなど、環境に恵まれたのか、
たくさんの美味しいものを食べて、いろんな素材と出会って、いろんな料理を知って、
私の興味は、ますますキッチンとテーブルへ注がれていきました。

28歳のとき「私の興味と経験は生涯の仕事として生かせないか」そう思い立ち、
フードコーディネーターの勉強をすることに。
メニュー開発・テーブルコーディネート・食の歴史・栄養・食の安全など、様々な“食に関すること”を学びました。
その後は、和洋 多才にこなす師匠のもと、あらためて料理の勉強をする日々へ。

母になった今、
手作りの良さを再認識し、昔のことを思い出しながら、家族の笑顔を引き出す料理を追求し続けています。
かんたん だけど きちんと ていねいに てづくり。

次の世代へ、おかあさんの役割を伝えていくために。


ブログ: すばらしい日々やってます。

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